効く!マインドフルネスの基礎 その2 6つのチャンネルという考え方

マインドフルネスという用語が指し示す精神状態は、精神疾患の種類を問わず、療養生活の中でとても大切な位置づけを持っています。なぜなら、症状にともなうあらゆる苦痛を大きく軽減させる力を持っているからです。でも「レーズンエクササイズや呼吸法、瞑想法などに取り組み、今、現在に注目しようと言われても、ピンとこなかった」という声を多く聞きます。このシリーズでは、「現在に注目する」とは具体的にどのようなことなのか、全く新しい観点から整理します。その上で、「選択的注意の自己コントロール」をキーワードとして、「使えない」マインドフルネスを、明日の療養生活に活かせる「効く」スキルとして、取り出すことを試みます。今回はその第2回目:「6つのチャンネルという考え方」。注意を向ける対象を選択する際の指針として有用な、プロセス指向心理学に由来する考え方をご紹介します。